ドイツの大学では,1日働く人だけでなく,半日働く人も比較的多くいます(1/4日の人もいるようです)。各講座の助手や秘書は,おおむね半日の扱いになっており,それによって雇用する人を増やすことができています。ドイツの通常の大学の法学部では,秘書1人(半日分)+助手2人が標準だと言われており,この助手ポスト2つを半日に分けて4人を雇っていることが多いです。
このほか,一般事務部門でも半日のポストが多くあるようで,そのために困るのが,重要な窓口が午前中しか空いていないという現象です。例えばいろいろな支払いを行う窓口(Unikasse)や,事務用品等の受取を行う窓口(Büromaterial)は,いずれも半日しか空いておらず,午後に行くと閉まっています。このうち事務用品窓口には,今回滞在したときにはこのような説明書きが加わっており,午前中も閉鎖されていました。